物欲の塊の私、
最近は赤ちゃんに夢中で自分の物で欲しいってのがない。
なので誕生日プレゼントもなーんも浮かばなかった。



そして迎えた誕生日。
レストランから車に戻ると助手席にプレゼントの袋が。




全く期待してなかったので、家に帰ってから開けた。
車の中暗いし。



そしたら。



虫よけ！！！

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嬉しくねー！！！！



全く期待してなかったのを更に下回って嬉しくない。




pest repellerっていうんだね。
しかも2種も。



出たよさぺの無駄買い。
1種でいいでしょ、まずは試しに。
効くかわかんないんだから。



「R子の今一番の悩みはクモとネズミって聞いてる。」と
ホクホク顔で言ってくる。



「うん、確かにそう言いましたね。」



実は最近またネズミの壁をカリカリする音が深夜聴こえて
リーシングオフィスに相談に言った。


面倒な事を嫌うマネージャーはまたも
「それは小リスよ。
このお庭にたっくさんリスがいるのあなたも知ってるでしょ？」と笑顔。
そんなんでだまされるかい！



その後モルドバのおっさんがピンポンとうちを訪ねてきた。
「チェックするから部屋に入れろ。」と言う。



前にモルドバのおっさんがうちに暖房の点検に来た時に
部屋の中、とくに寝室をすごいガン見するから部屋にあげるのは絶対嫌。


「いや、あがらなくて大丈夫です、
冬にも言ったけど、また同じ場所にネズミがいるから。」


するとまたじじいが同じ提案をしてくる。


寝室の壁に穴を開けて、
そこから内壁と外壁の間にネズミ捕りを仕掛け、穴を簡易的に塞ぐ。


そして毎日じじいがネズミがかかったかチェックしに来るというやつ。
ネズミ捕獲の後、壁を完璧に塞ぎ、ペンキ縫って終了。


「いや、だからそれ嫌です。
どのみちネズミだって外から侵入してるんだから、外で捕獲してください。」


と言うと、
じじいは結局外の横サイドの壁際にネズミ捕り2個設置。
その後出てない。


その時のさーモルドバのじじいが超めんどくさそうで、
捕ってやってるみたいな態度ですげームカつく。




話戻ります。



虫よけはどちらもコンセントに差し込むだけ。
子供や人体に無害らしい。


私の寝室とバスルームが出現地と思われるので
私の部屋にデカ1、チビ2を設置。



「これいくらすんの？？高かったらなお嫌なんですけど。」


「デカいのが$30、チビが$20」

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「ふうん、安いね、効かないねきっと。」


安いと安いでケチつけるっていう。




デカが青く光る。
チビも小さく白く光る。
これ私寝れないやつかも。


つかこれはどういうシステムで虫やねずみを撃退するの？？
モスキート音みたいの出てるの？？
だとして、ネズミは耳聴こえると思うけど、
虫って耳あんの？？



設置した瞬間、1匹の小グモが天井に出現。



「さぺー！！出たんですけどー！！
これ早速効いてないんですけどー！！」と絶叫。



さぺ曰く
「こいつはこの機械にまいってしまって
フラッフラで逃げているところ。」と説明。




ぜんっぜん納得いかねえ。



1夜目の明け方。
妊婦はただでさえ眠りが浅いところ、
カチッカチッと定期的に音が鳴っているのに気づいて目覚める。
あのチビのやつ、カチカチいいやがる。
寝れねー。



翌日、撤去。
今はデカだけ設置。



設置から4日、クモ既にまた出たよね。
でもさぺは「確実に弱ってるから前より捕獲が簡単」と誇らしげ。







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